先日とある会社から内定をいただきました。
半年で二回も退職キメてもどうにかなったのでまとめます。
お品書き
前回との変更点:データサイエンティストの志望と面接官に怒らなくなった
前の職場をやめるとき「データを扱う会社を探せば?」と言われました。
過去にデータを分析した記事を書きましたし、データを取ったり、そこから何か言うのが好きです。なのでデータサイエンティストも視野に。
今回はデータサイエンティストの職か、前職の経験(一か月程度ですが・・・)を生かせる職場を探しました。
それともう一点
本当に恥ずかしいのですがこの記事に書いた通り、採用面接やっている方々全員異動届け出せと思っていた時期がありまして・・・。
でも自分が人採用する立場になったら人を傷つけないやり方できるのか?もっといいやり方でできるのか?と考えたら・・・自信が持てません。今の採用は問題が多いですが僕が「今の面接のやる意味はありません!全員異動届出せ!」と言える立場ではないです、そして僕が声を上げたところでどこかの企業は面接をやめません。
と考えていくうちにいい意味であきらめがつきました。
不採用届をもらっても水族館の水槽に生えている苔ぐらいどうでもいいと考えるようになりました。
一応「ここでこれPRすりゃよかったなぁ」と適宜反省を挟みつつ、面接は売り込む練習だと思って対策は行ってます。
余談:水槽に生えている苔、水族館からすると厄介な存在らしく、放置するとガラスにこびりついて水槽の見栄えが悪くなるんだとか・・・。
そこで苔を食べてくれる魚を入れたりして対策をしているそうです。
それではレッツ第二新卒!
データサイエンティストになろう!
研究でデータの分析はしていたものの、統計検定がメインだったので経験者ではありません。加えて半年で2回もクビになった人を雇おうとしてくれる会社には滅多に出会わないと思ったので規模は気にせず「データサイエンティスト 未経験」でヒットした会社にひたすら応募しました。
ですがエンジニア客先常駐の会社によく面接をするようになり、説明を聞いていくうちにエンジニア常駐についてなにかおかしいと感じるように・・・。
ITで世界を変える系会社「面接の際は印刷した履歴書、職務経歴書をお持ちください。」
というメールをいただきます。
まてぃ!応募サイトに職務経歴書と履歴書のフォームあったじゃん!仮に使えなかったとしてもメールでぽちっと送れば済むものをなぜ印刷しなきゃいけないんだ!!!面倒!!!ITは「印刷物 手放せません」の略ではないでしょ!!
と「ITで世界を変える」的な会社は自社のITの整備すら整備されていないのに、他社にITの技術が提供できるのかと残念感を抱き始めました。
ひと月三桁万円で雇われて・・・え?めっちゃ金持ち?
「弊社にご応募いただきましてありがとうございます、軽く弊社の説明をさせて下さい・・・」
何十社も応募しているから「あれ、ここ何の会社だっけ・・・」と路頭に迷う僕にとって会社説明をしてくださるのは本当に助かります。
んでとある会社の説明で
「こちらが弊社が提供している常駐プランとなりまして・・・」
そこには月三桁万円の数字が・・・え、俺の給料めっちゃ高くない?応募サイトに書かれていた額と違くない・・・?将来安泰やっほお.co.jpと憶測をたてながら聞きつつ、質問タイムで素直に
「あの、月収はおいくら億円になりますか?」
と聞くと
「そうですね、つゆきさんのスキルですと○○万円(プランの3割にも満たない額)ですね。」
と言われました。めっちゃ中抜かれていた。雑草より丁寧に抜かれていた。
僕に払う額はどうでもいいんですけど、それよりその会社が直接その人を雇うより無駄にコストがかかっているとか思うとそれでいいのかあとか思っていました。
社長「群間比較、何それおいしいの?」
んである会社では研究について聞かれたので検定で群間比較とかやっていました~と言ったら
「群間比較・・・?何それ・・・?」
と言われました。え、知らないの・・・?ちなみに営業の人と社長と面接しましたが、二人とも同じ顔をしていました。ここデータサイエンスの会社だよね?その社長が・・・?お仕事の評価誰がするの・・・?
自社の環境を整備できず、上に立つ人も現場の知識を知らず、そのような方々に中抜きをされる・・・。とてもショックでした。
それが顔に出ていたのか知らないけどエンジニア常駐の会社はほとんど不採用になりました。
エンジニア常駐の友達に話を聞いてみた
僕「って思うんだけどさ~どう思う?」
友達「俺は職場に納得しているから別にいいと思っているわ。それとその会社のネームブランドがあるから仕事を振られるのであって・・・。まあ中抜きがいやだったらお前が一人でやるんだよ、加えて税金の手続きから保険の手続きまで・・・出来るのか?」
俺「・・・むりすぎてソムリエになったわ👮」
エンジニア派遣は納得できましたが、僕には合いそうにありません。
おまけ:なぜかそのような会社に共通している点
理由は分かりませんが求人サイトのエンジニア派遣の会社のページによくこんな写真があります。
スキー場バイトやライブの設営スタッフ募集に既視感が。
他にも
離職率○%
スキルを磨ける
と記載があります。
エンジニアの会社に内定をもらう
良いこともあり、他にも前の会社の辞めた理由を伝えたら、外資出身で共感してくださる人もいました。
その後も面接官に謝り職種を誤る就活でしたが一社から内定をいただけました。データサイエンティストではないですが、職種はエンジニアとその他もろもろ兼務します。
前職の経験やら論文を書いた経験が役に立ちそうです。学生時代に研究ポートフォリオを作って見せたら評価してくださったみたい。今では職歴も何もないので本当に役に立ちます・・・。
同じ過ちは繰り返さないようあまり会社側に期待を寄せず、自分でできる勉強は自分でしていって失敗して何か人の役に立てられるよう頑張ります。
読んで良かった本一覧
就活中に読んでて参考になった本をご紹介。
内定が出そろった後に読みましたが早いうちから読んでおけばよかったと思います。
面接官に自分を売り込む手法を具体的に書かれていて参考にしました。
一貫性のパートは就活でも役に立ちましたがそれ以外でも人がどうしてこう動いているのか理解できるので面白いです。
スペシャルサンクス
前回に引き続き欲しいものリストを設置したところ、送ってくださった方がいらっしゃいました。
この場を借りてお礼をさせて下さい。
まずはノート。ブログのネタ作りや読書ノートとして使っています。
二回目の退職エントリの僕の字もこのノートに書かれています。ペンも送ってくださって助かります。もっと紳士っぽい字を書きます。
参考記事
続いて本、本は知識になるのでいいですね。無職になってから時間があるので読書の時間にあてています。
大学時代AIとかさっぱりなので説明を求められると
「Deeplearningで機械学習をGithubしたらIOTセンシングがpushしてビックデータがAIするらしいっすよ。」
とキメラみたいな言葉を口にしていました。
最近プログラミング関係の勉強も始めたので
「今日はpythonでプログラミングをするわ、まずはpipとcondaを潜影蛇手(※先輩と友人曰く一緒に入れるとまずいらしいです。)」
と独り言を言いながらやっています。
最後にバンドスコアとココア。
もともとドラマーなのですが、就職してから叩けないのでキーボードを最近弾いております。これまでの社会経験をもとにBLACK SHOUTを弾けるようにします。
大好物のココアごちそうさまです。
以上になります。
無職の知見がたまってきたのでそろそろ無職サバイバル術を書いていこうと思います。
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