鰤切手

旧初めての理系編入。編入から無職まであなたのお供をします。

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面接官やったけど面接は運ゲー

内定がみんな出ていて自分には出ていないあなたに告ぐ。

過去に転職を何度も繰り返した自分。

 

www.tsuyukey.work

 

アンチ面接な自分がなんと面接官をやりました。

面接をやった感想ですが多分面接は運ゲー

 

お品書き

 

背景、人を増やそう

アンチ面接の自分がなんで面接官をしたのかというと人を増やそうっていう上の意向。

んで当時、所属部署が人居なくて代わりに自分がやった次第。

やりたくないと駄々をこねるのは簡単ですが、人が来なくて仕事が減らないのも嫌なのでしぶしぶやりました。

 

効率的な面接ってなんだ:構造化面接

大学で新卒の職場を探していた時にあほらしい面接ばっか受けていて嫌になったんですよね。

そうは思ってほしくないと思い、効率的な面接はないか調べました。

調べてみるとどうやら構造化面接って面接が割と効果的らしい。

rework.withgoogle.com

要約すると構造化面接ってのは

 

・難しい質問はしない

・面接官によって評価がぶれない質問をする

・応募者のFBを文書にする

・面接官をトレーニングする

 

の4つ、シンプルですが難しい。

 

例えば

 

・あなたの今後の夢を教えて下さい

 

なんて質問は

 

・いろいろな部署を回ってみたいです。

・この道一本で行きます。

 

って様々な回答が寄せられるのは目に見えるし、評価者によってぶれるだろうから質問としては適さないです、ととても苦戦した記憶があります。

いろいろもがきながら質問と評価基準をすべてセットして面接しました。

 

 

面接官に応募者が働く脳内ストーリーを描いたら勝ち

ってなわけで結構な人数を面接したのですが質問項目の粗さが出る(もう一人いたけど評価が違ったパターンもあった)し、回答できなくなってしまった応募者もいて大変でした。

 

今回は一次面接を担当したので合格した方は2,3次に進みます。

 

経験不足で不採用

んで厳しい評価基準を設けてしまったのか2,3次に進んだのは数名・・・

とある方を評価基準をきちんと超えてたし、2人でこの人だったら大丈夫そうと合格を出したのですが

二次選考で不合格。少し残念だったのですが理由が

「ポテンシャルはあるものの、社会人経験不足のためお見送りです。」

と見送られてしまいました。

 

経験浅いけど採用

んで上記の面接結果が分かった後の話。

別の方にも採用をして、こちらの基準はクリアしていたので合格を出しました。

ただ社会人年数は上の人より少ない・・・。

もう一人の面接官と「落とされますかねぇ」と話していたら

 

なんと2次面接は合格。

 

え、経験年数浅いじゃん・・・なんでとコメントを読んでみると

 

「ポテンシャルがあり、職務にぴったりの経験をされていたので合格となります」

 

え・・・え・・・

 

社会人経験がどこ行ったよ・・・

 

結局その方は3次で不合格になりました(社会人経験のなさが理由)ものの2次が通ってしまった出来事に2人はびっくりしていました。

補足ですが2,3次は構造化面接ではありませんでした。

 

 

面接官に脳内でストーリーを思い描けたら勝ち

上記の出来事をずっと考えて考えまくったのですが

 

「面接官に働いているイメージを持たれた人が採用される」

 

かと思います。クソでか主語ですみません。

例えば過去にすごい苦労された面接官がいたとしたら

 

「自分も学生時代、バイトで苦労しました、特に人手不足で・・・それでも頑張って持ちこたえました。」

 

なんて話をしたら

 

「お、自分も過去に部署に人が足らなくて、それでも頑張り続けたおかげで今がある。この子は今後バリバリ働いてくれそうだな!」

 

なんて思われたらたぶん採用されます。

逆の人であれば

 

「あー苦労自慢か・・・苦労自慢する人とは働きたくないんだよねぇ」

 

ってなって不採用になります。

なので構造化面接がすぐれているってのは人に左右されないような質問事項に絞っているのかと思われます。

ただ、構造化面接を用いていたとしても応募者にいい印象を抱いてしまったら引っ張られてしまうので本当に難しいところです。(自分も経験ある)

 

高学歴がいいって理由

ここまでくるとなんで高学歴がいいのかってお話も分かってくるかと思います。

高学歴=頭がいい=バリバリ働いてくれる

 

はい、採用。って話です。

ちなみにどうやらそうでもなさそうだって研究があるらしいです。

yuchrszk.blogspot.com

上の記事によると

基本的には、一流大学の出身者はほんのちょっとだけパフォーマンスが高かった

だそうです。むしろデメリットも結構あるらしいので詳しくは上の記事参考にしてください。

ほかにもTwitterでよく流れてくるのが顔がいい人ほど採用されるとか、就職課でよく言われるのが「背筋をよくしなさい」「はきはきしなさい」「自信をもって話しなさい」とか、これ全部面接官の脳内にイメージを持たせる戦略です。

背筋良くないハイパフォーマーの人なんているし、自信ないほうがいい(謙虚で協調性がある)なんて話もあるので相関はあまりないかと思ってます。

 

 

面接官はどんな人かは分からねぇから数撃つしかない

ここまで書きましたが面接官がどんな過去を生きてて、どんな人生を歩みたいかなんて面接当日になってもわかるわけがないので、数うって働くイメージをもってもらう面接官にあたるのを待つしかないかと思います。

ってなわけで今就活中の皆さんは是非

 

・面接官に働いてもらうイメージ持ってもらうにはどうしたらいいか

 

を意識していただけると、そして落ちても

 

・自分とは違う人生歩んでいたんだね

 

と思ってください。そして

 

「面接は運ゲー

 

と声に出して次の面接に挑んでください。