鰤切手

旧初めての理系編入。編入から無職まであなたのお供をします。

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会社に馴染めないので発達障害かもと病院に行ったら、なんでもかんでも病気にしてはいけないと言われた話

何年も前の話ですが

 

 

会社が合わな過ぎて1か月ぐらいでやめたんですよね、悲しい。

病院行ったら「あなた発達障害かもしれないからもっと大きいところ紹介するね」って言われて大学病院を紹介してもらった話を書いていなかったので書きます。

 

お品書き

 

経緯

n回目のクビになって路頭に迷っていた時に内定出してくださったワンマン社長の会社に通っていたんですけど、とにかく合わなくて・・・超ざっくりいうと

 

最初は

 

・情報の場所を聞くと「自分で調べなさい」と言われる

・社内の情報が整備されていなくてどこに何の情報があるか社長すら把握できていない

・怒られる

 

入社2週間過ぎた時点でこんな顔して電車乗ってた

 

はまだ序の口、後半になると

 

・アルバイトの出席率が低いのは怪文書が回っているせいだから、カレンダー上の出勤時間伸ばしてみんな出席しやすいようにして

・社員がやめたら「何かあったのか」と毎日呼び出される、すごい時は3時間ぐらい呼ばれた

 

などのエピソードがあり、この人と働きたくないと思い始めました。

 

「あぁ、仕事か・・・社長に会いたくない・・・」みたいな絶望な気分で起きるみたいな日が続きました。

会社を休職する一週間ぐらい前 朝から気分が悪かった

 

んである週末、吐き気とめまいの襲われてもう出社は無理と判断して精神科に予約を入れ、GHQ28とかいろいろテストを受けた結果

今すぐ休めと言われ、休職する運びになりました。んで診断時に「たぶん発達障害だよ」って言われたのがきっかけ。

 

 

大学病院に行け

そもそもなんで発達障害を疑われたのかというと、卒業して一年経たずに3社目はおかしい。からとの話。

加えて大学時代から「お前アスペでしょ」みたいな話を言われ当時真に受けていたので多分そうよなぁとか思っていました。

んで先生が話を進めてくださって詳しい診断は大学病院でやる、推薦状書いてあげるから行っておいでと言われ行ってきました。

 

 

行った

数日後、名前は伏せるんですけどKO大学の付属病院に行ってきました。

広くて何回か道に迷いましたがなんとかつきました。そして時間になると呼び出されるシステムを知らず、時間前に入ってしまい、追い出されました。

そして時間になってから。

 

「今日はどういったご用件で」

 

「最近会社を適応障害で休職してまして、精神科の先生から発達障害の可能性があるから見られて来い(?)って言われました。」

 

 

 

「なるほど・・・新卒で入ってからの経歴を教えてくれる」

 

「はい、一社目は2か月ぐらいでやめまして、理由は会社が労働基準法守ってなさそうだったんで労基に話を持っていったら退職届をかけと言われやめました。」

 

「なるほど・・・続けて」

 

「二社目は1か月ぐらいでやめまして、理由は会社が期待した成果を出せていなかったからだそうです。こちらも退職届を書けと突き付けられました。」

 

 

「今の会社は?」

 

「社長ととにかく合わな過ぎて、毎回怒られたりするのが続いて行けなくなりました。」

 

 

とこんな感じで学歴とか家族構成とかこれまでいじめられた経験はあったのかとかいろいろ聞かれた結果。

 

 

「まず今の会社だけど、転職するべき。」

 

「ですよね。」

 

「展望がない。加えて復帰はやめたほうがいいので転職活動を始めたほうがいいです。」

 

「展望がない。」

 

「あの、もう3社目がだめとなるとどこも就職先がないのですが・・・。」

 

「んー大学院でそこそこ研究うまくいったなら先生に相談してみるとかしたら?」

 

「分かりました、当たってみます。(結局知人の知人の会社に入ってクビになった。)」

 

「で、退職が続いている理由だけど。そりゃそうでしょって感じ。」

 

「そりゃそうでしょって感じ。」

 

「頭に何も悪いところは見つからなかった、今回は環境に合わなかっただけよ。」

 

「先生の意見を聞けてうれしいのですが、なんで自分こんなにやめているんですか・・・」

 

「んー正義感が強いのと思ったことをすぐ口にするだけだと思う。」

 

「それって発達障害の傾向とかではないんですかね、今日その理由で来院した経緯もあるのですが・・・」

 

「正直、君が発達障害のテストを受けたところでメリットはないよ。お金もかかるし。」

 

「ないんですね。」

 

「たぶん発達障害ではなくて、さっき言った正義感が強いのと思ったことを言いすぎているだけ、その特性が合わない会社をたまたま連続で引き当てただけだと思う。」

 

「ごもっともすぎる。」

 

「ちなみになんだけど」

 

「はい。」

 

「なんでもかんでも病気にしてはいけない。」

 

「・・・すみません・・・。」

 

「他不明点はある?」

 

「えっと、これから定期的に通う必要はあるのでしょうか。」

 

「困ったことがあれば来てくれればいい、特に定期的に通う必要もない。」

 

「分かりました、ありがとうございます。」

 

そんなこんなであっけなく終わり、別日にこの先生を紹介してくださった先生のとこに報告しに行ったら「うーんもう少し深刻に推薦状書けばよかったかしら」などと悩まれてました。

なんでもかんでも病気にしてはいけない、そして自分にあう環境を引き当てよう、そう思った次第です。

 

 

その後

その後病状が回復して知人の知人の会社に入ったものの、速攻やめさせられ、やはり発達障害なんじゃないかとか思いながら転職活動して引き当てた会社に勤めて3年目に入りました。順調です。

 

やはりなんでもかんでも病気にしてはいけない。

 

とはいえ困ったら病院へ。

 

 

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www.tsuyukey.work