鰤切手

旧初めての理系編入。編入から無職まであなたのお供をします。

【スポンサーリンク】

eleven,twelveにteenがつかない理由、MSゴシックはなんでダサいのか 今週のなぜなのか

寒くなると昔「冬が浮遊・・・」と言って大滑りしたトラウマがあるのでいやな気分になります。

 

お品書き

 

 

爆発系キャラが言うFire in the hole ってどういう意味

f:id:Tsuquba:20200720210738j:plain

Valorantのレイズのバズーカ砲(英語版)を始め、OVERWATCHのジャンクラットの爆弾タイヤ、同ゲームのアッシュのダイナマイト(英語版)、全員共通して

 

Fire in the hole!

 

と叫びます。直訳すれば穴の中の火ですがわざわざ「穴の中の火!!」と叫ぶ必要はあるとは思えません、何か慣用句的な意味があるのか気になった次第です。

 

 

hole:大砲→爆発するぞ!

ありました。

 

>意訳すると「爆発するぞ!」である。大砲を発射する時に、砲身に備えられた導火用の穴に松明などで点火した事に由来する。

 

とのこと。つまり、大砲を打つときに火(fire)を穴の中に(in the hole)入れていたのが由来です。火をつけると大砲が発射されるので周囲に注意するよう呼びかけに用いられたんですね。

参考文献

 

Fire in the hole - Wikipedia

 

 

ギターの弦はなぜ6本なのか

 続いて楽器。

9割がモテそうだからという理由で始め、8割がモテないからという理由で辞めるギター。(要出典)

家に一台ありますがギターの弦が切れるのが怖くて暫く弾いてないです・・・。

 

ところでなんでギターの弦は6本なのでしょうか。

 

ギターの弦が6本に増えたことで出せる音域が増え、結果として広まったから

またしてもWikiからの情報です。

> (中略)こうして1800年以前に2本組の弦が、シングルの(つまり1本だけの)弦へと置き換えられE-A-D-G-B-E'という調律がされるようになった(そしてこの調律が現在でも標準的な調律になっている)[3]。こうしてこの時期、おそらくフランスかイタリアにおいて、現在使われている6単弦のギターが誕生した[6]。これによりギターの出せる音域が拡大し、楽器として広く利用されるようになった[7]。

 

つまりこれまで4弦、5弦のギターの時期がありましたが、音域が狭く楽器として用いるのは少々困難でした。

例えるな「鍵盤ハーモニカで一緒に演奏しようぜ!!」となっても鍵盤が少ないので少々物足りなさを感じると思います。

つまり弦が6本に増えたのが「ギターっていろいろな演奏できるじゃん」というきっかけとなり、広まったというわけ。

 

参考文献

ギター - Wikipedia

 

 

 

ベースの弦はなぜ4本なのか

その調子でベースにも触れます。

ベースは何で4本なのか。

 

ヴァイオリンに影響された

ありました。

>弓を強く弦に当てると、多弦だと隣の弦まで弾いてしまう。だからヴァイオリン族は4弦になったという説が有力のようです。そして、そのプロセスの中で、ビオル族の低音楽器ビオローネは、いわば4本弦へのデチューンを受けてコントラバスという4弦の楽器に変化していったようです。そして、このコントラバスウッドベースの音域を担当する、高い演奏性と電気的な増幅による大音量化という2つのメリットを併せ持つ革命的な楽器として、エレキベースが生まれたということでしょうか。

 

つまりヴァイオリンがほかの楽器と合わせるときにボディが小さい分、弓を弦にあてる強さで賄う必要がありました。

ですが弦が多いと、ほかの弦にぶつかってしまい、演奏ができません。そこで4本でヴァイオリンが落ち着きました。ベースの先祖であるビオローネも影響され結果として4本になったという感じです。

楽器ってなんかしらほかの楽器と関連性があるのが面白いですね。

 

ameblo.jp

 

 

eleven,twelve...←teenがつかないのは何で?

thirteen fourteen fifteen...

ティーンエイジャーという言葉があるように13,14,15...にはteenが必ず付きます。

でも11,12にはなんでteenがつかないんでしょうか。

 

 

ドイツからの輸入

諸説あるみたいですが一説をご紹介。

 

>もともとelevenはドイツ語、正確にはその昔使われていたゲルマン語の11「ainlif」が語源といわれています。「ainlif」を英語にすると「one left」、つまり「10から1つ余った」という意味なんです。

この「ainlif」が英語に取り込まれ、いつしか「eleven」と呼ばれるようになったそうです。

「twelve」もゲルマン語で「twalif」と言われていました。これも英語に直訳すると「two left」。やっぱり「10から2つ余る」という意味です。

それが古代英語では「twelfe」といい、その後「twelve」になりました。

 

つまりドイツ語が由来となり、いつのまにか11と12だけ定着していたという話でした。

時間を表すhourもロシア語が由来だという話もありますし、言葉はいろいろなところから影響を受けるみたいです。

でも13,14...がドイツから影響を受けなかったのか気になります。

 

 参考文献

nzlife.net

 

 

 

MSゴシックはなんでダサいのか

f:id:Tsuquba:20201010140004j:plain

僕の寝巻

 続いてフォントについての話題。

学生時代、指導教官に「MSゴシックを使ったら〇す、だせぇから」と脅され、今でも仕事でMSゴシックをみるとため息をつくようになった次第です。

ではなんでMSゴシックはダサいのでしょうか。

 

昔の解像度の低い環境に合わせて作られたから

デザイナーの方は次のように述べています。

>そもそも、「MS Pゴシック」が「解像度の低いディスプレイ」と「貧弱な文字の表示性能」という選択肢しかなかった昔のPC環境で、読みやすさを確保するためにつくられたフォントであること、それが根底にあります。そのような制約の多い環境下でいかに機能するかということに力点が置かれているため、文字としての美しさという点は脇に置かれていると思います。

(中略)

特にひらがなの統一感がなく、印刷した際の見た目がよくありません。

 

つまり昔はモニターの解像度が低く、視認性を重視する必要がありました。その時代に作られたMSゴシックのデザインは二の次に置かれたフォントなのでしょうがないとのこと。

 そして統一感がないので見た目が悪いとのことです。

 

こうやってデザインの良しあしを言語化できるってすごいですね・・・。僕も見習いたいです。

 

参考文献

news.mynavi.jp

 

以上となります、よい休日を!