※この記事は博士前期(修士)課程の学生が書いてます。この記事は研究をしたことがない人にどういう流れで研究を進めるのかということを説明します。なので足りない部分もあると思いますがその辺はご了承ください。
内容3行で
・研究は先人の知恵の元に成り立っている、その知恵をもとにオリジナリティを出す
・仮説を立てて検証だ
・結果を踏まえて論文にまとめましょう
本日2記事目書きます。
研究って具体的に何をするのかって話です、まだまだ未熟な僕の研究のやり方を書きます。志望理由を考えるときに参考にしてください。
例(でたらめですが)を付け加えながら書きます。
目次
- ・年次計画を立てる
- ・自分のしたい研究がどこまで行われているか調べる
- ・その調査をもとに分かっていない部分を明らかにする
- ・仮説を立てて検証
- ・データが出そろったら論文を書く
- ・何度も添削してもらってOKが出たら提出
・年次計画を立てる
大学にいられるのは有限です、ということで大学を離れるまでにどこまでやるのか明らかにします。
時代背景から大まかなテーマを決めてそれに対しての問題点を複数挙げ、問題点を解決したものを1つの論文にまとめるという流れで計画を立てます。
この辺は指導教員と相談しながら決めないと大変なことになります。
例:近年、イバヤンが増えている。イバヤンが好むバイクを明らかにして、より多く売れるバイク売りたい。
問題点:イバヤンの好みのバイクは?
販売形態?
システム?
・自分のしたい研究がどこまで行われているか調べる
では年次計画に沿って動きましょう。
最初は調査です、似たような研究がされていないか調べます、というか必ずあるので見つけましょう。
google scholarなどで見つけましょう。
例:どうやら価格帯は100万以下が多いらしい
・その調査をもとに分かっていない部分を明らかにする
んで次、それらの調査によってどこまで明らかになっていて、どこからが明らかになっていないのかを明確にしましょう。どこから明らかになっていないのかを明らかにするのが役割です。明らかにするというのがオリジナリティの塊になります。
例:どんなデザインが好まれているのかがまだ分かってない。
・仮説を立てて検証
分かっていない部分を明らかにするために「こうしたらこうなるんじゃない?」という仮説を立てて検証します。
例:エンジン音がうるさいものを好みそうだからイバヤン呼んで評価してもらおう
・データが出そろったら論文を書く
予想通りに出た、出なかったあると思いますが、それらも踏まえて論文にまとめましょう。
例:特に相関性は見つからなかったけど、聞き取り調査でデザインが買う決め手になりそうだから次はデザインについて決める。
・何度も添削してもらってOKが出たら提出
が、上手くいかないので何度も添削してもらいましょう、8回添削されたなんてよくあります。
ダメ出しの例:一文が長い、論理の飛躍が多い
研究は以上の流れで進みます、未だに論文を書くのは大変です。ですが学会に行ったときに「キミいい研究しているね」と言われた時とてもうれしいので負けないでがんばってください。