以前から編入する前に研究室訪問はした方が良いか聞かれるのに手引きを書いていませんでした・・・。
結論から言うとしたほうがいいです。研究室を調べるにあたっていろいろな知識を得られますし、ネット上では得られない知識なども研究室訪問によって得られるからです。
ただ2020年4月現在、緊急事態宣言が発令されています。時期が時期なので訪問するのはコロナが収束してからか、可能であればskypeなどのオンラインで対応していただくのがいいと思います。
今回ターゲットは
・編入試験を受けていない
・けど受けるのは確定している
方です、2or3年生で学内の研究室を選ぶ方はこちらの記事へ。
お品書き
まずは情報収集
研究室の情報収集をしましょう。
まずはネットで自分の気になるキーワード、例えば
「機械学習 研究室」
とか
「VR 研究室」
など「"自分が気になるキーワード"+研究室」と検索してください。自分が気になるキーワードは複数用意しましょう。
するといくつか大学の研究室がヒットするはずです。その中で
「この研究室でこんな研究できそう」
とか
「この研究室の研究内容についてもっと知りたい!」
と知的好奇心が揺さぶられるものが何個かあるはずです、いくつかピックアップしてください。
もし余裕があれば、その研究室のある大学に自分は編入の資格があるかどうか調べましょう。せっかく訪問したのに行けないじゃん・・・と後悔せず済みます。
修士を出た僕個人の意見ですが、研究室訪問自体に意味がある(仮にその大学に編入できなくても知見が得られる)と考えているので編入の資格の調査はやらなくてもいいと思っています。
アポを取ろう
研究室を選べたらお邪魔させてもらいましょう。
先生は超忙しい中対応してくださるので最大限の敬意を払ってください。
だいたい断られない
何?断られそう?僕個人的な見解ですが基本的に断られません。
大丈夫です。高校1年生で訪問した例を知っていますし、「わざわざ他大学から訪問してくれるなんて好奇心がある子なんだなぁ」と歓迎してくれるはずです。
もし仮に断られたとしても
・マジで忙しい(研究室の学生が代わりに対応してくれる場合がほとんど)
・研究室を見学されたくない何か特別な理由がある
・先生が定年で研究室解体が決定している
のどれかに当てはまるはずなので気にせず別の研究室へ行きましょう。失礼なメールを送らない限り「あなたが嫌いです。研究室に来ないでください」とは微塵も思わないはず。
メールの書き方
メールの書き方がわからない?
せっかくなので3か所研究室を移った僕が書いたメールのテンプレを載せますね。
~~
subject: 研究室訪問のご依頼(〇〇大学▲年<名前>)
▲▲先生
初めまして、〇〇大学▲年の<名前>と申します。
▲▲先生の研究室のサイトを拝見し、(知的好奇心が湧いた点を書く)について大変興味を持ちました。
もしよろしければ、一度研究室を訪問させていただけないでしょうか。実際にどのような研究が行われているのかをお伺いしたく存じます。
可能であれば先生のご都合の良い日時を数候補挙げていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
〇〇大学▲年
<名前>
mail:(大学用のメールアドレス)
~~
あとは失礼のないよう日程の調整を進めてください。
研究室訪問の前に質問の準備
では実際に研究室訪問をしましょう。その前に準備してほしいのが質問の用意です。
先生は忙しいです。ただ訪問して何となくだらだら過ごされたら向こうも嫌な気分になるはず。なのであらかじめ自分の質問事項をまとめておき、スムーズな研究室訪問ができるようにしましょう。
例えば
・HPにあった研究は今どうなっているか
・こんな研究してみたいんだけどここの研究室でできそう?
・気になる研究テーマの最新動向
・先生が学生時代に戻れるとしたら今何やってた?(研究者を目指す人なら)
などなど。絶対聞いてほしいのが
・先生の研究テーマについて
です。その分野の最前線のお話が聞けます。あらかじめHPを見ておいて先生の研究テーマについての質問を作ってください。難しすぎて思いつかなかったら
「先生の研究についてなのですが、HP見ても理解できなくて・・・解説いただけないでしょうか。」
と聞くのでもOK。ネットじゃ得られない情報がわんさか出てきます。
と質問例を書いてみましたがググって出てくるような質問でなければOK。
訪問当日は超忙しい中あってくださるので最大限の敬意をこめて質問しましょう。
お礼のメールを
研究室訪問が終わったらお礼のメールをしましょう。そうすれば後々一緒の研究室になっても人間関係がスムーズになると思います。
メールは・・・人によって違うのでここでは割愛します。
感謝の気持ちと敬意を忘れずに。
こんな感じです、とにかく今はコロナなので訪問するのは難しいですが、先生によってはオンラインで対応してくださる方もいらっしゃると思います。あらかじめメールで聞いてみるのもありかもしれません。
ではよい研究室訪問を!