鰤切手

旧初めての理系編入。編入から無職まであなたのお供をします。

【スポンサーリンク】

後輩にミドルネームがついてた

今日修論出した記念に夕飯を食べた時のお話

 

-ミドルネームかっこいいと思ってた

 

~数か月前~

後輩「僕は海外で生まれたんですよ」

俺「へぇ~」

後輩「だからミドルネームもってるんですよね~」

俺「まじ?何て名前???知りたい!かっこいいじゃん!(つゆき・アルティメット・馬とか名前つけられたかった)」

後輩「いや,教えないっす,恥ずかしいんで」

俺「笑わないから教えて!」

後輩「・・・ごめんなさい」

俺「うーん」

 

~さっき~

後輩「僕ミドルネームもってるんですよね~」

俺「まじ?何て名前???知りたい!」

後輩「滑るんで教えないです」

俺「絶対笑うから!ほら,口角めっちゃ上がってる!」

後輩「いや・・・」

 

~問い詰めること10分~

後輩「どうせ笑いますよね」

俺「絶対笑わないから!安心して!」

後輩「・・・〇〇」

俺「おぉ~(結構かっこいい名前でびっくり)」

後輩「・・・」

 

 

 

-ミドルネームの超深い話

後輩「・・・ミドルネームって仲のいい友人から名前もらうんですよ」

俺「!」

後輩「だから当時仲の良い人のあだ名から取ったらしいですね」

俺「超いい話じゃん!(僕も名前奪ってほしい)」

 

 

 

-親しみやすい人間になれるだろうか

話をしてて,ふと「こいつとめちゃくちゃ仲いいんですよ~」って紹介できる人っているのかと我に返った.

名前を奪われたら「うれしい~!」ってきちんと喜べて「お前の子供に自分の名前が付くなんて最高だよ~」って胸を張って言える人になれるだろうか.

後輩はミドルネームがあることを恥ずかしがってたけど,その名前の由来となった人はさぞかし喜んだと思うし,きっとそれだけ信頼できる友人だったと思う.

 

 

僕はそんな信頼されて自信のある親しみやすい人になれるだろうか.

修士論文提出までの流れ

先ほど修士論文を出しました,忘れないうちにまとめます.

僕がいるところは知能機能システム専攻というところ(主に工シスの方が進学します)です.システム情報工学研究科に属する他のところも似たような流れなので参考になるかと思います.

 

目次

-題目決定まで

-書いては添削されの繰り返し

-提出前日:専攻長の印鑑を貰う

-当日:部屋に集められOKを貰う

-俺たちの戦いはこれからだ(修論発表)

 

 

-題目決定まで

12月中旬ぐらいにWeb上でタイトルを提出します.それまでに指導教員とタイトルを決めます.

このタイトルで内容をすべて網羅できているか,長すぎて何言っているかよく分かくなっていないかなど確認しながら書いてください.

 

-書いては添削されの繰り返し

場合によりけりですがタイトルが決まる前から修論を書き始めるパターンもありますが,とにかく書きましょう.

んで添削しては直され,添削しては直されを繰り返してレベルを上げましょう.目安としては年内に第一稿を出せるといいらしいです.

あとはアイセンティケイトという論文をパクってないか調査するものも指導教員にチェックしてもらいます.段落が丸まる被ってたり,30%(どれぐらい被っているかを示す値)を越えると書き直せと言われるそうです.

 

既に自分が発表したものを入れてもOKです.そのおかげで年内に第一稿を出せましたし,かなり楽になりました.

 

-提出前日:専攻長の印鑑を貰う

提出前日に必要書類をもって事務室に行きます.

必要書類は

-履歴書

-審査願

-論文の概要

-引用論文に関する書類(自分のここでの発表を修論で引用しました,みたいな)

-アイセンティケイトの調査報告書

-修士論文本体(完成してなくても翌日差し替えることが出来る)

 

です.これら一式に不備がなければ翌日専攻長の印鑑がついた書類を貰えます.僕は住所を書き忘れてその場で書きました.

 

 

-当日:部屋に集められOKを貰う

前日出した書類を事務室で回収してから,指定された部屋に提出します.

見る人が4人ぐらいしかいなかったので,開店5分前に行きましたが30分ほど待ちました.

んで不備はないかとかタイトルが間違っていないか(←ここ重要,一文字でも間違えてるとアウト)チェックされ,不備がなければ受理されます.

 

という戦いを経て論文提出が完了します.長かった・・・.

 

-俺たちの戦いはこれからだ(修論発表)

まだ終わらないんですねこれが,月末に修論発表会があるのでそれに向けて準備をします.発表時間15分,質疑応答10分です.せっかくだから魅力ある発表をしたいです.

 

 

ざっと流れは以上です,これから発表スライドを作ります.これも自分で発表したものを流用できるので早いうちから発表を何度もしていると楽になります.

 

ではまた.

研究室配属の流れ

昨日の主専攻の話を書いた後に書きたくなったので書きます。

 

目次

 

研究室配属の大まかな流れ

情報科学類についてのお話をしますと

 

研究室見学(10月頭)

オンラインで配属希望(10月下旬)

配属(11月頭)

 

の流れです。

他の学類でも流れは同じですが時期が違います。

 

 

見学期間でいろいろ見よう

期間が設けてありますが、これよりも前に先生にアポをとって見学をしても大丈夫です。前期の期末試験が終わったタイミングで気になる研究室があれば見に行きましょう。僕は3か所ほど見学させてもらいました。

 

 

研究室バトルについて

人気な研究室ではこれが起きます。研究室ごとに定員が決まっていて、配属希望時に人数がオーバーするとその定員まで人数を減らす必要があります。

 

戦い方としては

1.生徒同士の話し合い(大体解決しない)

2.先生が出した課題

3.GPAバトル

4.先生が担当している授業の成績順

 

のどれかです、余談ですが工シスだと3.です。

成績順だと「こいつって頭いいやつだよな、ここは妥協して別の研究室に行くべきか?」と読み合いが発生するのでアツいです。(他人事)

僕は幸いバトルにはならなかったのですが友人同士が戦っているのを見て「これアニメにある親しい仲だったのに、途中から敵対関係になって苦しい思いをする人達じゃん」と思ってました。

 

仮に配属が希望通りに行かなかったら二次配属があって、枠が余ってる研究室に配属という形になります。二次なのでかなりの研究室が定員に達してしまうそうです。

 

 

配属が決まった後

配属が決まったらその先生から「~日にゼミやるから来てね~」という感じで連絡が来るのでそれに従ってたりすると研究室に自分の机が用意されたりPCが配当されたりします。

これから研究室ライフが始まるわけです。よい研究室ライフを~

 

 

終わりに

もしも研究室で精神ズタボロになって生きるのもつらいって状態になったら研究室を変えられます。研究よりも生きることが優先事項です。

 

rikei-hennnyu-1st.hatenablog.com

精神を病むまで行かないけど研究室選びに失敗した~ってなっても大学院で研究室を変えることだってできるので安心してください。

 

今年も残りわずかですね、良いお年を~

 

 

主専攻の振り分けってどうなってるの? 試験の成績順だったり学科によりけりです

では質問にお答えします、

 

 

~~~

編入生の主専攻の内訳はどのようなものでしたか?また、文系からklisに編入したケースはあるのでしょうか?

~~~

 

主専攻についての質問よく来るのですが記事にしてませんでした。ってことでここでまとめます。

 

 

目次

-編入試験の成績順に均等に分かれる

-主専攻が決まるとその専攻の授業を取らないといけない

-研究室選びには影響しないのでご安心してください

-文系からKlisに編入した人はいます

 

 

-編入試験の成績順に均等に分かれる

大学側から主専攻の決め方に関する情報は出てないんですけど、3編した友人たちとこの結論に至りました。

 

希望が通らなかった人達と通った人たちで何が違うのかいろいろ比較したのですがどうやら編入試験の得点で決まるみたいです。あと分かれ方もかなり均等でした。

 

人数が少ないところは分かりません。

 

 

-主専攻が決まるとその専攻の授業を取らないといけない

主専攻が決まるとその主専攻に属している授業を最低何単位取らないといけないということが決まっております。取り切れなかったら卒業できないという点だけ注意してください。

 

 

-研究室選びには影響しないのでご安心してください

その主専攻に属する研究室しか入れないのかなぁと不安になると思いますが、その点は大丈夫です。別の研究室に配属されている例もありますし、先生も「別の主専攻から来てもかまいません」と言っている先生もいらっしゃいました。

ってことで主専攻が希望通りに行かなくてもまだ研究室配属で希望はありますので安心してください。

 

 

 

-文系からKlisに編入した人はいます

います、klisっていろいろな人がいて面白いですよね。短大から来た人、専門学校から来た人、いろいろな方がいらっしゃいます。

試験がプレゼン一本勝負っていうのも関係しているのでしょうか。

 

 

以上です、質問は随時受け付けておりますのでいつでもどうぞ。

 

odaibako.net

 

博士課程進学を諦めた話

実は編入する前は博士課程に進学して音の研究者になるぞ~と考えてました。

 

・・・ですが諦めました。編入してから学問極めるぞ~という方は是非とも極めてほしいと思います。ですが「研究者ってかっこいいよなぁ~」とかそういうおおざっぱな思いで行くと僕みたいに痛い思いをするので今日はそんな失敗談(?)を共有させてください。

 

目次

 

 

 

博士課程を志したきっかけ

A.目立ちそうだったから

 

編入試験の勉強している当時、研究者って僕の中で一つのことを究めてかっこいいイメージがあって、音も好きだし、編入したからには徹底的に研究して音の可能性を広げて他人とは違うことしまくるぞ~って思ってました。

 

という超薄っぺらなきっかけです、きっかけなんてしょうもないものです。

 

 

実験で向いてなさを感じる

ってことで編入してから実験をすることになったのですが、ここは情報科。苦手なプログラミングをすることになりました。

コンパイル通らない、結果はうまく出ない、課題が全然できなくて居残りを課されるし嫌でした。

 

んである日居残りをしているときにTA(博士課程の方)と話をしました。

 

僕「・・・実は博士課程に進学しようか悩んでいるんですよね・・・。」

TA「やめた方がいいです」

僕(そんなにきっぱり言うか)

TA「研究って、華やかなイメージがありますけど実際はコード書いてエラー吐かれて書き直して、実験の準備して論文書き直して・・・と地味なことばかりですよ」

僕「そうなんですね、参考になります。」

 

当時は「若い夢を摘み取るなんて最低だなこのTA」とか思ったのですが、今となっては超理解できる。研究って見えてないところで膨大な努力(先行研究の調査、実験、論文の書き直し等々)をします。某Youtuberが5分の動画を作るのに6時間かかる(うろ覚え)と言ってましたがそんな感じ。

という出来事があって「苦しいプログラミングを毎回やるのはもう嫌だなぁ、けどプログラミングばかりじゃない研究室にいけばまだ望みはあるでしょ~、けど地味な作業ばっかりなのか」と少しだけ研究の向いてなさを感じるのでした。

 

 

配属された研究室で無理と悟る

ということで月日は流れ、研究室に配属されました。ですが実際は思い浮かべてたものとは全くかけ離れてたものでした。

毎回「ゼミがゼミをなしてない(1人しかいない何も知らない学生にゼミの進め方任せるって頭おかしいと思うけど)」とゼミで怒られて挙句の果てに「君大学院に行くのやめたら?」と言われました。

「こんなはずじゃなかったのになぁ」とショックを受けているのを思い出します。

この時点で「俺って研究者無理そうだなぁ」と諦めつつ、それでも編入するモチベーションを作ってくれた音の可能性を広げ続けるという夢を捨てきれず、どこかで研究者になれる自分を期待してました。

 

 

院に入って諦めが付く

大学院でまた研究室を移ってから博士課程の先輩と交流するようになって、頭の中で思い描いていた博士課程とのギャップが現実的になりました。

結論から言うと博士課程に行ける人は研究が好きで好きで無意識でも研究できる人だと思います。僕は違いました。

僕は論文の内容は頭に入ってこないし、実験はいい結果は出ないし(たまに出るけど)、周りと比べちゃダメとは思っているのですがそれほど夢中になれませんでした。研究の動画、スライドを作ってるときは楽しいのですが、どうも研究そのものには向いていないことが分かっただけでもいいのかなと思います。

修士課程と違って博士課程は結果を残さないと卒業できません(たまに博士課程5年目ってひとがいるのはそういうこと)。結果は到底残せそうにないなぁと思って諦めが付きました。

 

諦めることってマイナスイメージですけど、その道の先が想像できるようになったというだけでも十分いいことだと思います。ってことで僕は別の道を目指します。

 

ざっと書いてみましたが筑波大にはAREっていう研究室に配属される前に研究室(別の学類でもOK)に配属できますよ(うまくいけば予算も出る)。という制度があります。その制度を使って研究室に一度配属されてみるのもいいかもしれません。せっかく大学に来たので研究に打ち込んでみてはどうでしょうか。

 

学会で発表の流れと体験談

この間とある学会で発表してきました。せっかくだからどうやったら参加できるのか、参加するにはどんなことが必要なのか書こうと思います。

 

 

目次

 

 

 

僕が考える学会に参加する意義

学会になんで参加するのかといいますと

 

・研究成果の発表

・最先端の研究は何をやられているか学べる

・他の研究者との交流

 

が挙げられます、特に最初の発表が主な目的だと思います。研究成果の発表をすると他の研究者、分野の方からコメントを頂けるので非常に参考になります。

うまく伝わらなかったり、あとは「ここいいね!」「ここどういうことなの?」とコメントをもらえるのでそれに対して回答したり、議論をすることで「次はこう発表しよう」「こういう意見もらったから次の研究に役に立てよう」ということをします。

また他の研究者の発表を見に行けるのも学会のいいところ、あらかじめ気になる発表にチェックを入れて、実際に聞きに行って疑問に思ったところはバンバン質問しましょう。また自分の研究に何か生かせられないかな?という視点で見るのもあり。

 

 

発表形式

主に

-口頭発表

-ポスター発表

-デモ発表

の3つあります。順に説明します。

 

-口頭発表

スライドを用意し、それをもとに大勢の前で発表します。座学の先生をイメージしていただければほぼあってます。時間は目安15分以上と長め。

-ポスター発表

あらかじめポスターを準備して、興味を持った人が近づいてきたら発表します。時間はその人が納得するまで(短ければ5分で終わる、長いと10分かかる)。

-デモ発表

これ好き。僕みたいな実物がある研究だと実際に見せられるのでポスター発表に比べてウケがいいです。あとはポスター発表とやることは一緒。(ポスターを用意しない場合もあります。)

 

この3つの形式です、国内学会は日本語でOK(だめなところもある)ですが、国際学会はすべて英語です。

 

 

学会で発表するうえで必要なもの

学会によって異なりますが

・論文

が必要になります、これが書くのが大変。(指導教員によって異なりますが)どの学会に参加するか指導教員と相談して、出す学会を決めたらそれに向けてがんばります。僕は期日10分前まで苦戦します。

そして査読審査を経て(ないところもあります)、これにアクセプトされると見事学会への参加権が与えられます。

 

学会によりけりですがほかに

・ポスター

・発表スライド(必要があれば)

・動画(必要があれば)

等が必要になります。

 

 

学会に参加するまで

僕の場合今年の初めにいつまでに実験をやってその成果をどこで発表するのかということをおおざっぱに決め、それに沿って研究します。

んでその通りに研究を進め、7月ぐらいに論文を投稿したのですが、残念ながらリジェクト(意味:おめぇの席ねぇから!と同義)されてしまったので別の学会に投稿することに、それで査読が通ったので参加する次第になりました。

ちなみに行先は東京、(国際学会なのに・・・)国際学会への参加は二回目ですが前回は名古屋でした。海外行きたかった。

 

余談ですが離れたところに行くときは飛行機の確保だったり、宿泊の予約だったり少し面倒です。ですが学会ついでに旅行もできるので行く価値はあります。

 

 

学会会場についたら

ってことで学会に行ったらまずは受付を済ませます。(道に迷うので早めに出ておくのが吉)

受付を済ませたら自分の興味のある発表を聞きに行きましょう、観光してもいいですが、せっかくの機会なので発表を聞きに行くのもいいかもしれません。

今回は行き先が東京だったので(高速バスで一本という近さ・・・)あまり観光はしませんでした。

 

 

歓迎会

初日にウェルカムリセプション、いわば歓迎会がありました。

歓迎会の会場に学会会場から向かいます。そのときにカナダ人と一緒になって行くまでTOEIC505パワーの英語で何とか話を繋げました。どこから来た?とか何の研究してる?発表はいつ?みたいな話をしました。(よく頑張った自分)

 

今回の行き先は

f:id:Tsuquba:20181209200513j:plain

HUBです。もっと日本の伝統料理で寿司食い放題みたいなのを想像してました・・・。

 

そのときに一緒に来たカナダ人と同じ席になっていろいろ話してました(あとからドイツ人の教授2人と席が一緒になり、博士課程を推される)

f:id:Tsuquba:20181209201818j:plain

英語を話す、聞くのに一生懸命で食事の画像がこれしかない。

 

 

いざ発表!

今回はデモ発表だったのでこの日までに機材を送ってください、この時間に準備をしてくださいというものが決められます。

コアタイムというものがあってその時間に発表をします。(他の時間で発表してもOKな場合もあります)

感想を言いますと、英語だったのでとても緊張しました。せっかくいいアドバイスをしていただけるのに聞き取れなかった自分が悔しい。ただ口論勃発みたいな質問は来なくて来てくれた人は基本褒めてくれました。ので怯えずに学会に臨むのがいいと思います。

あとは共同研究を持ち掛けてくれた人がいて少しうれしかったです。

 

 

ちょっとした観光

せっかくなので観光してきました。

f:id:Tsuquba:20181209201914j:plain

f:id:Tsuquba:20181209201919j:plain

近くに神社があったのでお参りしてきました。ついでにおみくじを引くと

f:id:Tsuquba:20181209202001j:plain

小吉でした。何とも言えない。「お天道さまが見ている」、肝に銘じます。他にも

f:id:Tsuquba:20181209202225j:plain

f:id:Tsuquba:20181209202229j:plain

こんな感じでおいしい昼飯を頂きました。

f:id:Tsuquba:20181209202301j:plain

(3日目から昼飯が用意されてたのを忘れてて後悔している図)

 

 

懇親会

懇親会も学会の会場から直接向かいます。そのときに歓迎会で一緒になったドイツ人の教授と一緒に向かいました。空手を習っていて日本に来たら空手寺に行ってみたかったそうです。あとはドイツ語で東京の綴りがTOKIOだったのがちょっとツボってる。

 

f:id:Tsuquba:20181209202633j:plain

f:id:Tsuquba:20181209202636j:plain

行き先は北海道料理屋さん(なんでだよ)でドイツ人に料理の説明をしながら話してました。翌日Facebookを交換しました。

 

 

 

学会に行ってよかったこと

僕なりの感想を述べます。

 

-旅行ができる

(学会によりけりですが)学会側も旅行を奨励していて、学会の案内と一緒に観光案内が入ってたりします。自治体から補助金が出るんだとか。

学会に行くモチベーションが旅行するためだ!なんて人もいますので全然悪いことではないと思います。

 

-英語が上達する(気になれる)

国際学会だとALL ENGLISHです。日本人がいるときは日本語で話したりもしますがほぼ英語。それを何日もやってると「あれ、今の話ってIt is too ~ to ~.構文じゃない?」と少しずつ聞き取れた気になれます。うまくいけば懇親会など、ほかの研究者との交流の場で一緒の席になった人と顔本を交換したりできます。

 

-他の方から意見をもらえる

自分の中ではうまく発表できた!と思っても意外とそうでないところがあります。実験方法なぜこうなの?こうすれば?みたいな意見をじゃんじゃんもらえるので後で反映できます。

余談ですが外国の人めっちゃ褒めてくれます。これマジ。

 

-他の研究者の発表が見れる

「え、これこういうところに使うの?」みたいに予想外の使い方をしている研究に会えたりします。そういうのを見るのが好きな人には学会参加がお勧めです。

 

ほか、聞かれそうなところを書きます。

 

Q.渡航費は出る?

A.研究室によります(うちの研究室は出るときと出ないときがある)。学会の開催地が海外だと、大学の支援があったりするのでそれに申し込めと言われたりする。

 

Q.学会に出てよいことってほかにある?

A.業績になるので頑張ると奨学金の免除の対象になるらしいです。あとは修論が書き直すだけになるので楽になる。

 

 

ざっとまとめてみました。学会発表ってどんなことするんだろうと思っている方の助けになれば幸いです。

就活やめたい

~小学生ぐらいのある日~

クラスの人「運動下手なのになんでサッカー部に入ってんの?足を引っ張るからやめてほしいんだけど。」

俺「父親が入れって言ったから、辞められるなら今すぐやめたいけどそうはさせてくれないみたい。」

 

~中学生ぐらいの生徒面談にて~

教師「お前はこのままだと生きていくのは向いてないよ」

俺「・・・。(うすうす気づいてたけどそうなのね・・・)」

 

編入試験の都合でとある団体を辞めるときに~

部長「お前、編入試験に受かりたいからって理由で辞めるらしいけどそんな理由で受かると思うなよ」

俺「はい、肝に銘じます」

 

~初めて配属された研究室で~

指導教員「君ね、研究するの向いてないし、大学院進学するのを考え直したら?」

俺(やっぱり研究向いてないんだ)

 

~7月ぐらいのある日~

面接官「それではあなたの弱みを教えてください」

俺「(弱みなんていくらでもあるし、集中力がないとか、落ちつきがないとか、空中からの攻撃に弱いとか火であぶられると火傷するとか・・・あ、昨日あったエピソード話すか・・・。)作業しているときに割り込みされるとイラっとします。」

面接官「それ働いているとしょっちゅうあることだけど・・・君働くの向いてないですよ、どうするんですか?」

俺「(適性検査で落ちまくってるしそうだよな・・・てかどうするんですかって・・・)そうですね、どうにかしたいです。」

 

~9月ぐらいのある日~

rikei-hennnyu-1st.hatenablog.com

 

~2か月かけてエントリーシートを書いた企業から来たメール~

このたびは弊社新卒採用にご応募いただきありがとうございました。

選考結果についてご連絡いたします。
誠に残念ではございますが、今回はご希望に添えない結果となりました。

 

 

~さっき受けた面接~

僕「研究をしていくうえで人の居場所を作ることが使命だと思ったので人の居場所を作るために就職します。」

面接官「・・・君、無理に就活しなくていいんじゃない?」

僕「・・・就活しなくても生きていける方法とかないですか・・・?」

面接官「まずはレールから外れてみようよ。怖いと思うけど」

僕「上手くいった人がそれを言えるのであって世の中には失敗している人の方が多いと思いますけどそれについてはどう思いますか?」

面接官「うーん、起業しようが会社に入るのってリスクは一緒だと思うのよね、こうアドバイスしたのは結局人って自分が救われた方法でしか救えることが出来ないんだよね。」

 

・・・

 

よくわかんないけど疲れてしまった。就活を始めて一年経つけど一向に内定が出る気配がない。どこで人生を間違えたのだろうか、今までの人生には後悔はしてないけど。就活がゴールじゃないというが、真っ暗な状態で「ゴール地点はまだ先だから大丈夫!」と言っているのと一緒で全く参考にならない。

 

小中学校にはなじめない、大学受験失敗、インターン全落ち、バイトも10回以上落ち、勤めていたバイトにはクビを言い渡される、面接官には働くの向いていないと言われ、挙句の果てには内々定取り消し・・・。

ただ生きてるだけなのになぜこんなにつらいのか。正確にいうとこれまでは楽しいことがたくさんあったからつらいことが上書きされていたけど、今はつらいことのダメージがでかすぎて過去のトラウマとかめっちゃよみがえっている状態。就活で自殺した人は毎年100人を超えるというが、分かる。この間中学校ぶりに死にたいって口から出た。

「たまたま企業とあわなかっただけでしょ?」という人もいるけど10社以上に断られ、面接官からの社会人不適合認定、内々定取消直結型インターン、この絶望感に満ちた状況で言われても何も響かないし、受け入れられない。

っていうか他の人はどうやったら就活上手くいってるの?さっぱり分からない。

 

この負のスパイラルから今すぐ抜け出したくて人と会うようにはしてるし(研究室で話しかけてくれる方々には本当感謝しかない)、楽しいことをなるべくするように意識はしてる(イカとかオバヲを一緒にやってくれる人たちありがとう)けど時々将来の不安でいっぱいになる。就活をしない方法もいろいろ考えた。起業とか休学とか留学とか就職浪人とか・・・結局どれも先延ばしにするか適性がないので今年決めるのがベストな気がしてきた。どうやら就活を続けていくのがいいのかもしれない。

 

と一通り不安になっていることを書いたら少しすっきりした気がする。今は絶望的な気持ちなのは変わりないけど、この記事を引用して「こんなこともあったけど過去の自分があったおかげで今がある」みたいなことを記事にしている未来の自分に期待するしかない。頼むぞ未来の自分。