趣味が高じて大道芸を見かけたら見るようになったのですが、最近見ててつまらない大道芸に会うようになってしまい、共感してくださる方がいればと思い書きました。
大道芸は投げ銭とかではなくちゃんとお金払って見るに尽きるなと思ってます。
お品書き
始まらない
ってなわけで街を歩いていると
「あーマイクチェックマイクチェック」
「チェックチェックワンツー」
とマイクをチェックする声が聞こえて「お、大道芸かな」と足をそちらに向かわせると
「あーマイクチェックマイクチェック」
「チェックチェックワンツー」
「チェックチェックワンツー」
「チェックチェックワンツー」
はよはじめろや!チェックできてるでしょ!!!!
と突っ込みたくなるぐらい待たせられます。
何かしらのチャンピオン
そしてやっと始まったと思い自己紹介
「私は○○のチャンピオンで海外を回っておりました」
などと自己紹介が始まるのはあるあるじゃないですかね、聞きすぎて大道芸のチャンピオンはモンドセレクションじゃないのかとか思います。
「それでは演技スタートです」
お、始まったぞ!
ひたすら始まらない
そして音量大きめのBGMがかかるものの、ひたすら静止してて構えてるだけ。
やっと演技がスタートしたものの、技なのかあるいは前座的な導入なのかわからない観客は棒立ち。
お客さんの態度にクレームつける
なにか言いたい顔をしてこちらを見てきます。
拍手の仕方がおかしいとケチつける
「みなさん、拍手とかないんですか?」
と客の態度にケチをつけ始めます。前会ったのは
「パフォーマンスチェックを現在しています、パフォーマンスに問題はありませんが1つだけ問題がありました。皆さんの見る態度です。拍手がなにもありません・・・。」
とか言ってたパフォーマー、好きに見させろやって叫びたくなります。
ちなみにこの手法、相手に罪悪感を与えて思い通りに操らせる宗教でも用いられる手法なので使い方にはご注意を。
お客さんが少ないと中断
特に一番いやになるのは
「今日はお客さんの集まりが悪いので中断します」
と言ってみている人を放置して勝手に中断する行為、途中で放置される身にもなってくれ。
別の道具を出しておいてやらない
ってなわけで観客に罪悪感を与えて思い通りに操らせるようになったパフォーマーは演技を続けますが時々
「ここで僕の大得意な○○!皆さん見たいですか?」
「・・・」
「皆さん見たそうにしているのですが、その前にこちらをお見せします」
いや、それやれよ。
本人は興味をひかせる意図できっとやっていると思いますが、こちら側としてはおいてかれるだけ。
忘れたころにやってくる
んで忘れたころに「お待たせしました」と登場。
あーそんなのあったなぁ~お待たせじゃなくてお忘れしましたの間違い。
物乞いタイム
そして最後の演技に入る前に大体長いMCが入るのですがだいたい内容決まっているので「物乞いタイム」と呼んでいます。
何かしらのチャンピオン(2回目)
「最後に皆さんにお伝えしたいことがあります」
「私は○○のチャンピオンで海外を回っておりました」
俺つえぇ系はアニメで十分でございます。
コロナで仕事が減った
そして
「つい最近まで、各所で大道芸をしていましたが、コロナによって、仕事が0になりました。」
はい来たコロナで職失いアピール。
お、そんなあなたに大道芸で食べている人向けの手当があるのを伝えたい。申請忘れずに。
大道芸を楽しんできたのに露骨に自分強い+かわいそうアピールで萎えます。
応用パターンに「シルクドソレイユが破綻」があります。
値段がついてない
「この演技、まだ値段はついていません。」
お金の重要性を説きます。
神社ではない
からの
「最後に帽子を目の前に置いておきます」
大道芸だしそれはそう、と思っていると大体言われるのがこれ
「ここは神社ではありません。できれば、四角いお札をください。」
と、本人はうまいこと言ったと思っていますが、もうここまできたら言われたらもう何も入れたくない。
ちなみに発展形は「5000円や10000円を入れてくれる人がいます」と怪しい話を言います。
そして無事終了。そもそもキャッシュレス対応していないのでその場を去ります。
毎回同じ構成
よくとおる場所が週末は芸人がパフォーマンスをしていて、そんなこんなで最初はすげぇとか思いながら見て投げ銭もしていたのですが、同じ構成、同じセリフ、同じ物乞いをされていたので完全に萎えました。
ただ自分は観客を楽しませようとしてくれる大道芸は見るのは好きだし、もっと増えてほしいと思ってます。(もっとも上のような構成はnot for meなのですぐ去るようにはしている)
共感いただけたら幸いです。