大学の先輩に紹介されてゲームクリエイターの座談会のようなものに初めて参加してきました。
参加したのは”Donuts安藤の「これからこうなる!2020」”という対談会。参加者はDonutsの安藤さんとミクシィの中村さんです。
この会は今回で五回目と連続しているもの、途中参加で不安でしたが非常にためになりました。
今回はその中で印象に残ったものを書きます。
お品書き
広告はガソリン
広告は一定の予算以上かけたほうが良いそう。ただ広告を何回もかけてみないと差分が分からないから何回も挑戦するべき。
広告はガソリンのイメージ。勢いを押し上げる効果があるから、何か火種があったら一気に広告をかけて燃え上がらせるイメージ。
確かにただ広告かけるだけで、中身がないと意味がないですし。火種が出るのを察知しないといけないですから常に内外にアンテナを張ってないといけませんね。
海外のゲーム
キャラ物はアジアが強い。ただそれ以外だと、宗教問題、ロリ、人種問題があるのでキャラ物は通用しにくいそう。
あーー確かにと思いました。海外だとSlackでアニメアイコンにすると訴えられるかもしれないって話もあるそうです。
また海外に限った話ではなく課金要素はガチャではなくスキン(衣装)の兆候がみえつつあります。ただMAU、DAU(月、日のユーザー数)が多くないと実現できないので非常に難しいらしいです。
課金アンチ(課金はしょうがないけど、ギャンブル付けにするのはどうなのよと思うから)なので非常にうれしい話です、ただ難しいのはしょうがないですよねぇ・・・。
IP ゲームの規模
IPをちゃんと作れば当たるそう。
IP持っている会社は後ノリで行けるけど、持ってない会社は先に手を付けていかないといけないのでうらやましいらしいです。
新規IPは自分が生み出している感があえい、しんどいしどうせなら新規作りたいと話していました。作りたいものを作れないし毎回いろいろなものが積み重なってプロジェクトXになるそう・・・。
そしてゲームの規模にも言及されていました。最近はでかい規模のゲームを作れなくなってきたおり、新規だとなお難しいそう。その点で言うとSEKIRO、Ghost of Tsushimaなんかすごい。
また日本でどんなゲームが売れるか考えるシーンも。妖怪ものや小説、妖怪ウォッチの話も出てました。プレイヤーと生産者が同時に年を取るなかで子供向けのゲームをちゃんと作りこめるのはすごいらしいです。
最近のスマホゲーム
レッドオーシャンなので若い子を育てにくいそうです。昔はやってみたら当たるかもしれないで育てていましたができなくなったそうです。
後継者を育てるのもゲーム会社として必要ですし、難しい問題です・・・。
ゲーム業界の人
昔は癖が強い人が消去法でそれしか道がないとゲーム業界に入っていたらしいですが、今はそうでもないらしい。癖がない人がやろうって存在になりつつあるそう。
とはいえ熱量がほしいから中二ぐらいの熱量を冷凍保存して持ってきたいとおっしゃっていました。
熱量はこれまでつぎ込んだ時間に比例するって話もありますし、とにかくゲームに時間を注ぎ込むのがいいかもしれませんね・・・。
ゲームの企画のやり方
4つのリストを作れと安藤さんはおっしゃっていました。
・やりたいテーマ
・テーマが好きそうなターゲット
・その次にターゲットがいるプラットフォーム
・その人たちが好きなゲームシステム
実際にゲームを作るわけではないですが、やるゲームをこの観点で見ると面白そう。
ゲーセンはどうなるか
正直厳しい。ここ2,3年の勝負。ふんばってほしい。
エンタメが消えてしまうことを懸念してました。
こんな感じです、内容が食い違っているかもしれませんがお許しを・・・。
次回もぜひ参加したいと思った次第です。