内容を3行で
・不便な場所に家を建てたせいで家族が崩壊した
・崩壊した代わりに手元に大金が入った、有意義なお金の使い方って何
・住むなら借家にした方がいい気がする
こんにちは、突然ですが実家で大喧嘩が勃発して両親が離婚一歩手前になってしまいました。今は別居して冷戦状態ですがもう長くは続かないかと思います。将来のメモで残しておきたくて書きました。
~経緯~
両親は転勤族で、引っ越しにつき合わせるのは可哀想といって一軒家を建ててもらいました。
ですが建てた場所は最悪、近くに店はないし、店が入ろうにも地元住民が「不良のたまり場になるからやめろ、排気ガスが増える」というせいで廃れる一方。図書館もないし学校になじめなかった僕にとっては悪夢のような場所でした。
高校に入ってもストレスはたまる一方で、電車は30分に一本(高校の友人は10分に一本とか多い中でこれ。)、交通費かかるし金のない高校生の僕は遊べなく、さらに孤立するといったことが続きました。
大学に入っても同じでみんな飲み会で遊んでる中、僕は終電を気にして飲み会に参加しないといったことが続き、編入するまでひたすら実家に不満を漏らしてました。
~崩壊のきっかけ~
こんな地元に呆れたのか妹は高校の時から帰りは遅く、大学に進学してからほとんど家に帰らなくなったそうです。(この時点で僕は筑波にいた。)
妹はいうことを聞かないし、妹としてはこんなゴミみたいな場所に家を建てるんじゃないと家族内で不満がたまっていく一方でした。
限界に達したのか、ちょうど僕が実家に帰った時に、妹が母親の言うこと聞かないのに父親が近くの駅まで妹を送迎したらしく、それに対し母親が怒り、父親が逆ギレ。
もともと両親が仲の悪くてよく喧嘩をしていたのですが、どうやら今回はわけが違うみたい。
母親が「出発の身支度して、こんな家出ていくよ。」
と帰省をしていたはずが、ばあちゃんの家に逃げることに。
話数が足らなくなったアニメ張りの急展開に何もできずただ僕は母親についていくことしかできませんでした。
車の中で「これが家族の終わりってやつなのか・・・」と思いながら夜の高速道路を走っていたのが記憶に残っています。
・ばあちゃんに貰った大金の使い道
ということで婆ちゃんに会いました。そうしたら
「私もあとが少ないし学費出してあげるよ」
あぁ、研究しててよかった・・・じゃなくて払うのは父親だから父親に回さなきゃという話をしたら母親が
「父親に二度と会いたくないからあんたが貰いなさい、あくまで”学費”だからね」
うっそ、こんな形で手元にお金が・・・わーい!手元に残った金でオーディオ近辺を整えるか~、と思いつつ帰路につくのでした。
帰り道に秋葉原に寄ってオーディオを整えようと考えていたのですが
「・・・あれ、”学費”だよね、オーディオを今整えたところでこれは学びになるのか?」
「というか何を買えばいいんだ・・・?」
「・・・あれ・・・就活の軸に高所得を入れてたけどこれでいいのか・・・?余ったお金の使い方全然考えられてないじゃん」
とふと我に返りました。
就活で給与欄しか見てなくて、その使い道を考えてられませんでした。他に見るところってないのか、俺は今まで何をやっていたんだと後悔するのでした。
・その後の家族
あのあと母親が父親に離婚話を持ちかけたらしく、なんだかんだでお互い別居することでけりはついたようです。
結局お金も
キンドルとルンバを買って残りは貯金しました。
・今回学んだこと
超ごちゃごちゃしてますが箇条書きでまとめます。
ー不便な場所に家を建てるな
電車の本数少ないくせに都内にギリ通えると、周りと比べて子供に不満がたまるし、家族が崩壊する。
ー家を建てるな、借家にしろ
家建てて立地が最悪かどうかって分からないし、駄目だった場合、子供が巣立った場合、すぐに居住地を変えられるようにした方がいい気がした。
ー有意義なお金の使い道って?
何だ自分にとって有意義って・・・さっぱりわからん。ちなみに電子書籍とルンバは大活躍してます。
以上です。今家を建てる人がいたら参考にしてください。